#59 ゴアレーベンの浸水
ゴアレーベンの岩塩採掘跡地にも地下水がでる。
かつての「最終処分場の試験地」アッセII の放射性廃棄物のドラム缶だけに水が押し寄せているのではない。ゴアレーベンの岩塩採掘跡地も乾いていないのだ。ここでの「坑道調査」の工事の際には、何度も地下水と水酸化ナトリウム溶液の浸水が起きており、連邦地質学・天然資源研究所は、そこに最大100万㎥の水酸化ナトリウム溶液がある場所を特定している。
また岩塩層の上にもそれを保護する粘土層がなく――地上300m の深さにゴアレーベン溝という亀裂が走り――この岩塩層は直接地下水とも通ずる。アッセII と違いゴアレーベンの地下には、幸運なことにまだ核廃棄物は存在しない――住民たちの根強い反対運動によって。
また岩塩層の上にもそれを保護する粘土層がなく――地上300m の深さにゴアレーベン溝という亀裂が走り――この岩塩層は直接地下水とも通ずる。アッセII と違いゴアレーベンの地下には、幸運なことにまだ核廃棄物は存在しない――住民たちの根強い反対運動によって。