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グルニエのペシミズムと「孤島」の世界

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グルニエのペシミズムと「孤島」の世界

マルセルの「形而上学日記」と、グルニエの「孤島」、恩寵と、楽園の感情、ペシミズム、虚無からの到達、プルースト、森有正にも感じた、存在への信頼、癌サバイバーを生きて、私も到達した感情、が今、核汚染の絶望世界にあって、何処へ、どのように向かえばよいのか、過去の文化、人間の総体が、役に立たない現代にあって、在ることへの至福など、癌の時、今少し存在していたいと、在ることの至上に満たされた、ガス室にあって在ることの至上など、奇形を生きる、虚無を生きる、今日を生きる、存在を生きることなだけ、

夢を見た

夢の中で、Oに無性に会いたくなって、夢の中なら、きっとOに会えるのではと、でもOはすでに死んで、この世には居ないのだから、夢の中でも会えないのではと、この、人が死んで居ないことへの、どこにも、この人のいないことの悲しみに、夢の中で泣いていた、そして、本当に過去、人は私と居たのだろうかと、ずうっと死者達と過ごしていたような、実感のない、色褪せたアルバムの写真のように、O、母、父、何も無かったような、

夢の中で何度か出て来る家に。私は居候している、そこの若い男が作曲していて、その男の歌に、トカトントンの歌詞が出てくるので、君は太宰のファンかと聞いたら、違うと否定し怒りだした、私はその男と話してみるべきだと、文学論を始めた、男は先生という人との出会いを、熱弁し始めた、それは「こころ」の先生のようだった、そして男は先生の秘密を論じ出した、私はかつても今も、先輩や先生といったものを持ったことが無かったから、先生は、先生の、と、言う男に嫌悪感が湧き、話を制し、私の考えを語ろうとしたら、学校(高校)の授業で、私が当てられた、私は少し長くなるが、久しぶりなので、時間を15分ほど欲しいと、先生にも、クラスメイトにも了承を得て、死について話し始めたのだった、

顕正会婦人部員の折伏

女性が一人で、我が家に宗教の勧誘に来た、顕正会だという、創価学会、大石寺と暴力沙汰を起こしている、過激な新興宗教、死んだTの息子が入っていると聞いていたので、少し話してみようと、家に招き入れた、が、話は噛み合わず、女性は、勧誘をしたいだけ、
16才の頃の、職場で、学校で、議論したことを思い出した、彼らの固い信仰というか、考えに、何を言っても脱洗脳は無理だった、彼らに非科学を見るばかりで、違和感だけが残った、その様子を見ていたKが私を共産党に導いた、様々な本を貸し、人に会わせ、私は急速に社会主義に目覚めていった、創価学会はそんな私の社会主義への契機となった、あれから50年、勧誘、持論を繰り返す女性に、私は、
人間は素晴らしいのだよ、
あなたは素晴らしいのだよ、
この世界で唯一の存在、
キリストも、仏陀も、あらゆる教祖も関係なく、
あなたは唯一者として、一人の自分を所有する、私が私であるとを自覚した存在なのだよ、
幸いは、山のあなたにあるのではなく、
あなたの心の中に在るのだよ、
この世界に生まれているだけで、
今ここに有るだけで喜べる存在なのだよ、
これは生命を拾ってみると分かること、
生命とは、味わい、喜ぶもの、

これらを脅かす、現在のフクシマ、チェルノブイリ、世界の核世界ではあるが、
この生命の在るという基本は変わらない、
生命とはいかなる世界にあっても、
断崖絶壁の草木、灼熱、極北の生き物たち、生命を生きてきた、

隕石の衝突で、地殻変動で、地球寒冷化で、地上の命は絶滅に瀕する事もある、
が、私を生きる生命は、思わぬ形で生き延び、今に至っている、これからも、

人間世界には、しっかり絶望すること、が、私には、これからも無数の私には、絶望しないこと、唯一者としての私は、この存在を私で生きていく者、障碍を、病苦を、戦争を、飢餓を、人間世界の自明とし、が、私が私であることの、意味と使命は見失わず、
生命の、有ることの喜びをもって、生命の尽きるその日まで、私を味わい尽くすこと、と、

この6年間

原発と政治に明け暮れ、人生喪失の感あり、人間とは、人生とはを、そして人生そのものを味わう晩年でありたい、戦争や災害、病苦があろうとも、我が人生を味わい尽くして了えたいと、あと10年、早ければ5年の人生、
陰謀論への、騙されていたことへの、安逸への、正否、真実を求めて、ネットで、本で、絶望の前にはどちらでも良いのだが、青年の日、社会主義に接し、追い求めたものとは違う、理論、思想ではない、人間の、政治の、正邪、思想の具体が課題となり、調べ続けることに、そして出来上がった世界が、絶望主義、世界を理想主義ではない、時代、環境における人間の意識の反映としての世界、その反映が絶望をもたらしている、核は人間の本質の反映、支配、保身、依存、集団としての、そして核汚染という絶滅的状況に至っても、変更できず、これからの5年、10年、絶望に至った私の、未来を生きる者への、生き方、考え方への、私の文学を、私はここにいます、貴方がそこにいて嬉しい、と、

芥川の「蜜柑」

私が読んだ芥川の作品で、「蜜柑」だけが文学とは何かを、文学の意味を感じさせてくる作品、何故に「蜜柑」がと、芥川が現実の中で見つけた、現実への実感美であった唯一の作品であるからだった、計算された構成ではあるが、写実の、芥川の目と心が、そこには描かれてある、その芥川の目と心とは、貧しき者への、優しい、生きることへの眼差しと喜びがある、自殺の8年前の作品であるが、塚本文と結婚した年である、27才、芥川の世界は、諧謔、エゴイズムへの、自責、ペシミズムとの、葛藤、今昔物語、現実捨象の、唯美性、が、「蜜柑」だけには、芥川の一個の人間としての、素直な、現実からの、人の喜びを見た、自分の喜びを表現している、現実の中に在る文学への、文学の意味への、或得体の知れない朗ほがらかな心と、取り繕ってはいるが、プロレタリア文学への、羨望、自己の文学への懐疑、絶望を通して希望に至る道への、が、芥川は疲れてしまった、家族の扶養への生活苦、文学への行き詰まり、薬物依存、ペシミズム、死ぬことの方が救いとなり、あの「蜜柑」の娘からの、あの得体の知れない朗らかさに向かうこともなく、
芥川の死が、たとえ12人の扶養の重圧、女の気変わりが要因であっても、光に向かう文学を通して、「蜜柑」にはその光が射している、

陰謀論の意味

フェイク情報が、垂れ流され、マスコミがコントロールされていることへの、覚醒と、出来事への、自らの思考が求められ、ラスベガス銃乱射、他、一連の世界でのテロのやらせ、捏造、欺瞞、陰謀論とは、初めに陰謀論者、内部告発者が暴露し、その暴露を、権力、御用学者、メディアが否定し陰謀論化するパターン、様々な出来事に、最初に疑問を持つ者が陰謀論者たち、彼らには反権力の、デモクラシーの意思があり、嗅ぎ分け、愚民化に抵抗する集団、時に愚民化された者からの攻撃に晒されるが、絶望を通して真実に至ろうと、生き続けている存在、愚民政治3点セット、「貧窮問答歌」、「阿弖河庄上村百姓申状」、「慶安のお触書」、ローマ時代の「パンとサーカス」から始まって、3S、反知性主義、一億総白痴化と、権力は常に批判を拒み、衆寓政治を行っている、陰謀論が誰にとって利益であるか、どのような陰謀論であれ、反権力、反権威、反アカデミズムの視座があり、真実が問題ではなく、衆寓、愚民政治への抵抗としての理があり、ネット社会がそれらを可能にし、私は3.11以降、陰謀論と言われるものの意味を問うてきた、核の隠蔽と反原発、陰謀論者とは反核の集団であった、3.11は文化、芸術に於いても、人間に於いて何が意味かを問いつけてきた、私たちではない、私に於いての意味へ、陰謀論は私を世界に対置させる、

スリーマイル、チェルノブイリ、3.11も

未然に映画が作られて、予備イメージを刷り込んでおいて、陰謀は企てられている、チェルノブイリは技術者スパイ集団によって、ソ連崩壊のシナリオの下に行われ、3.11は人工地震実験、及び民主党政権に対するハラスメント、と核武装勢力への警告、又、100兆円の米国債買い入れ、世界の謀略の数々を実行してきた彼らは、マスコミを握っている、世界の富を握っている彼らに出来ないことはなく、何のためにとは、グローバル資本による世界支配と、維持、この構図は太古より変わらず、戦争が歴史、戦争が文化、戦争が産業、戦争が支配であるのだった、人が生きるとは、それらの下の小休止の時なだけ、彼らにとって、戦争こそが文化、戦争こそが全ての源であるのだった、

選挙戦とユダヤ音楽

原発ゼロをめざす、原発はベース電源として必要、憲法9条を守れ、憲法は時代にあったものに、選挙戦たけなわ、保守反動がガンバっている、民主勢力は統一していない、ブログで私はジョゼフ・アクロンを追加、更新、ユダヤ民族2000年の歴史の悲しみが、ヴァイオリンにのせて流れている、世界は、選挙は、人の悲しみをよそに、放射能が飛び散る街に子供を遊ばせ、汚染物を食べさせ、大人は仕事に追われ、地震、津波で再びの原発震災が、そんな地に帰村、復興と、それら喧噪、不安を包むように、ユダヤ音楽は、ユダヤの哀しみ、人類の哀しみのように奏で、







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